素潜り コツ 何をどうすれば?

 

ビギナースキンダイバーにとって、水深5メートルの素潜りの壁は厚いです。でも、少しの練習でその壁を超えることができます。今回は、素潜りで簡単に5メートル以上潜るためのコツをお話します。

【1】呼吸を整える

もしもあなたが水深20メートル以上に素潜りをしたいなら、かなり緻密なハイパーベンチレーション(意識的に過呼吸の状態を作り上げること)が必要です。しかし過度なハイパーベンチレーションはブラックアウト(意識喪失)を引き起こす恐れがあるので、決して1人では練習しないでください。水深5メートル程度であれば、必要ありません。水面にうつ伏せになって浮き、全身の力をすべて抜きます。スノーケルで何度か大きく呼吸をして、次のジャックナイフの姿勢をとると同時に息を止めます。

【2】ジャックナイフをマスターする

体の力を抜いてうつ伏せになった状態で、上半身をくの字型に折り曲げます。理想は上半身は水面と垂直に曲げます。同時に、両足を水面から跳ね上げます。この時も下半身に力を入れてはいけません。上半身を曲げる力を利用すれば、自然に足は上がります。最初、難しければ水面で1度だけ大きく手をかいても良いでしょう。この時点で上半身も下半身も、水面とは垂直状態でまっすぐな姿勢になっていれば完璧です。あとは頭の重さで自然に体が沈み始めます。両足のフィンが水中に入った時点で、フィンキックを開始します。1~2回蹴るだけで、3メートル程度は自然に潜れるはずです。耳抜きに気をつけて、あと2~3回蹴れば、すぐに5メートルです。

【3】目線に注意する

水面に対して垂直に潜ることができると、一番水の抵抗もないので、呼吸も楽です。まっすぐに潜るコツは、水底に目標物を定め、それが水面でうつ伏せに浮いた時に、自分のおへそのあたりに来る位置から潜り始めることです。

 

【4】適切な装備を整える

人間の体には脂肪が含まれています。この脂肪が水に浮いてしまうので、腰にウエイト(重り)をつけましょう。特に、ウエットスーツを着ていると浮力はかなりのものになりますので、ウエイトが必須となります。その日の装備や体調。自分の泳力を考慮して、適切なウエイトをつけてもぐりましょう。

 

これができれば、簡単に水深5メートルまでは潜ることができます。1度試してみてください。